・交配用親木の定植

 秋に交配親を台木に芽接ぎした苗です。台の頭にほかの根が写ってますね。見苦しくてすみません。芽接ぎ苗の良いところは、成育期間に作業ができ順調に芽が吹けば中苗が作れることです。そして慣れれば不器用な私でもできます。こちら 切接ぎ苗。野ばらの台木を切り出しナイフで切り込みを入れ、穂木を差し込みテープで巻いてあります。第1関門・台木に真っすぐナイフが入りません。左手親指でナイフを押すのですが台が堅く斜めになったりえぐれたりします。そもそも台木の真っ直ぐの所がない!第2関門・穂木。接いだ時に芽が台木の頭に近い位置になるようにナイフで鋭角に切る。反対側を皮をむくようにそぎ、台木の切り口に差し込みテープでまきあげる。第2関門は練習すればできると思います。問題は台木選び いや、親指の鍛錬が必要です。

交配用の親木を畝に植えた様子です。師匠の切接ぎ・・さすがに良い仕事です。苗は芽が吹きシュートが出ると重みで倒れることを見越して畝の中心に倒して植えています。そして穂木の下の芽は中心より外側45度の角度になるようになっています。

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