Vol. 15 宮守として、鎮守の森に思うこと

宮守として、神社の森に思うこと
私は17年間にわたり、地域の神社で宮守を務めています。もともとは父が30年以上にわたって宮守を務めていました。父が亡くなった後、その役目を私が引き継ぎ、今日まで大切に守り続けています。
毎月、神前に新しい榊をお供えし、お祭りを行います。神様に地域の平穏と皆さんの健康を祈る時間は、私にとって何よりも大切な時間です。一年を通して、お正月や夏まつり、秋まつりのお祭りなど、さまざまな行事があります。
そのたびに多くの方がお参りに来られますので、お酒や接待の準備をし、気持ちよくお参りしていただけるよう心を配っています。目立つ仕事ではありませんが、神社を支える大切な務めだと思っています。
私は父が宮守として神社を守る姿を見て、その背中から多くのことを学びました。
そして、神社の境内に立つと、木々の間を吹き抜ける風や鳥のさえずり、季節ごとに移り変わる景色が心を穏やかにしてくれます。
そこには、昔から変わらない時間が流れています。神社の森は、ただ木が生えている場所ではありません。地域の歴史を見守り、人々の祈りを受け止め、世代から世代へと受け継がれてきた大切な場所です。
父から受け継いだこの務めを、これからも感謝の気持ちを持って続けていきたいと思っています。
そして、神社の森とともに、この地域の大切な文化や心を次の世代へ伝えていけたら、それが宮守としての私の願いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
これからも、季節の花や植物のこと、日々感じたことを、一つひとつ綴っていきたいと思います。
お近くにお越しの際は、どうぞお気軽にお立ち寄りください。
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